ウルセラとハイフの違いがわかる!効果、価格、痛みの全てを解説

近年、非侵襲的な美容施術としてウルセラとハイフが注目されています。これらは肌の引き締めやシワの改善に効果的とされ、手術を避けたい方にとって魅力的な選択肢です。しかし、ウルセラとハイフの違いは一体何なのでしょうか?

それぞれの特徴や適用されるテクノロジー、結果の持続期間などを比較し、あなたの目的に合った最適な選択をするための情報をお伝えしていきます。

ウルセラとは?

ウルセラは「Ultherapy」の通称で、非侵襲的なフェイスリフト手法です。超音波エネルギーを使って肌の深層部を刺激し、コラーゲンの生成を促します。結果としてしわが減少し、肌が引き締まります。

施術時間は約30分から90分で、ダウンタイムはほとんどありません。結果は数か月後に現れ、個人差があります。ウルセラは安全ですが、軽い不快感や赤みが生じることがあり、価格は一般的に高いです。手術を避けて肌を改善したい人に人気です。

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ハイフとは?

ハイフは高強度集中超音波を用いた美容施術で、非侵襲的に肌の深層部に熱を集中させ、コラーゲンとエラスチン生成を促進します。このプロセスで肌が引き締まり、しわが改善されます。

施術時間は約30分から1時間で、ダウンタイムはほとんどなく、最終結果は数週間から数か月後に現れます。施術中に軽い熱さやピリピリ感を感じることがありますが、通常は安全です。価格はクリニックによって異なり、ウルセラに比べるとやや手頃です。中高年層に人気で、外科手術なしで肌を自然に改善します。

大前提:ウルセラはハイフ治療の1つ

ウルセラは、ハイフ(High-Intensity Focused Ultrasound)治療の一種であることを理解することが重要です。ハイフは、高強度の集中超音波を利用して肌の深層部を刺激し、コラーゲンの生成を促進する美容治療の総称です。

ウルセラはこのハイフの中でも特に深い層に焦点を当てることができ、独自のマイクロフォーカス技術を使用しています。これにより、ウルセラはしっかりとしたリフト効果をもたらすことができます。

ウルセラは唯一のFDA認可が下りているハイフ治療

ハイフにはさまざまな種類の機械がありますが、その中で唯一ウルセラ(Ultherapy)のみがリフトアップにおいて米国のFDA認可を取得しております。FDAとは、米国における厚生労働省のようなものであり、安全面でも高い評価を受けていることがわかります。

ウルセラの特徴は他のハイフに比べ肌の深層まで効果がある

ウルセラは他のハイフ治療に比べ、より肌の深層まで効果があります。一般的なレーザー治療では肌の表層から中間層までしか効果が実感できないのに対し、肌の深層部分まで超音波を届けることで切らずにリフトアップを実感できます。

ウルセラとハイフの主な違い

ウルセラとハイフは両方とも非侵襲的な美容施術ですが、いくつかの重要な違いがあります。ここではその違いについて解説していきます。

ウルセラハイフ
使用目的フェイスリフト、肌のたるみやシワの改善肌の引き締め、しわ、針や弾力性改善
使用されるテクノロジーマイクロフォーカス超音波高強度集中超音波
結果と効果の持続期間2-3ヶ月で効果を感じ始める。約1年以上持続数週間で現れ、約6ヶ月から1年程度持続
料金高価ウルセラよりやや手頃
痛みや副作用やや強い不快感や軽度の赤み軽い不快感、軽度の赤み

使用目的の違い

ウルセラは主にフェイスリフトとして使用され、肌のたるみやしわを改善します。一方、ハイフは肌の引き締めを目的に使用されることが多く、しわの改善だけでなく、肌のハリや弾力性の向上にも効果的です。

使用されるテクノロジーの違い

ウルセラはマイクロフォーカス超音波を使用し、肌の非常に深い層まで到達します。ハイフは高強度の集中超音波を使用し、深さはウルセラほどではないものの、肌の深層部を刺激します。

結果と効果の持続期間の違い

ウルセラの結果は通常、2-3ヶ月で顕著になり、約1年以上持続することが多いです。ハイフの効果は施術後数週間で現れ、6ヶ月から1年程度持続します。

料金の違い

ウルセラは通常、ハイフよりも高価です。施術の料金は地域やクリニックによって異なりますが、ウルセラは一般的に高い投資が必要です。

痛みや副作用の違い

ウルセラの施術は、ハイフに比べてやや不快感が強いと感じる人がいます。ウルセラは深い層を刺激するため、施術中の感覚が強くなることがあります。両方の施術で肌の軽い赤みが生じることがありますが、これは通常、短期間で消えます。

痛みに弱い方は、麻酔クリームなどを顔に施すことで痛みを和らげるのがおすすめです。

これらの違いを考慮して、個人の目的や肌の状態に最適な選択をすることが重要です。

どちらを選ぶべきか?ユーザー別のオススメ

ウルセラとハイフ、どちらを選ぶかは、個人の肌の状態や目的により異なります。ウルセラはたるみが気になる方や、より劇的なリフトアップ効果を求める場合に適しています

一方で、ハイフは肌の弾力性やハリを改善したい方におすすめです。ウルセラは料金が高めですが、施術回数は少なく、深層へのアプローチが可能です。ハイフはやや手頃な価格で、継続して施術を受けることができます。

敏感肌の方はハイフの方が痛みが少なく適しているかもしれません。目的と予算を考慮して、最適な選択を行いましょう。

ウルセラとハイフの違いに関するよくある質問

ここでは、ウルセラとハイフについてのよくある質問とその回答を解説していきます。

Q.ウルセラとハイフの施術で痛みに違いはありますか?

一般的には、ウルセラの方が痛みを感じやすいとされています。これは、ウルセラが肌のより深い層をターゲットにするためです。ハイフは比較的痛みが少なく、敏感肌の方には向いているかもしれません。

痛みに弱い方や心配な方は事前に医師との相談の上、麻酔クリームなどを使用するのがおすすめです。

Q.ウルセラとハイフの効果の持続時間はどれくらいですか?

一般的にはウルセラの効果は通常2-3ヶ月で顕著になり、約1年以上持続します。ハイフの効果は数週間で現れ、通常6ヶ月から1年程度持続します。

ただし個人の肌の状態などによっても変わるため、事前に医師との相談の上どちらが適しているかは見極めましょう。

Q.ウルセラとハイフ、どちらがシワやたるみに効果的ですか?

ウルセラは特にたるみに効果的で、リフトアップ効果が期待できます。シワの改善には、ウルセラとハイフの両方が効果的ですが、ハイフは肌のハリや弾力性の改善にも良いとされています。

Q.ウルセラとハイフの料金はどのくらい違いますか?

ウルセラは一般的にハイフよりも高価です。ウルセラは効果が長持ちするため、施術回数が少なくて済むことが多いですが、1回あたりの料金は高めです。ハイフはやや手頃な価格で受けられます。

当院の場合は、ウルセラは100shotあたり¥65,000(税込)ほどですが、ハイフは100shotあたり¥29,800(税込)と費用には差があります。

まとめ:ウルセラはハイフの1種だが、FDA認可を取得し効果が高い

ウルセラとハイフは、どちらも非侵襲的な美容施術で、肌の深層部を刺激しコラーゲンの生成を促進します。しかし、ウルセラはマイクロフォーカス超音波を使用し、非常に深い層まで到達し、特にリフトアップ効果が高いです。

一方のハイフは、肌のハリや弾力性の向上に効果的です。ウルセラは効果が2-3ヶ月で感じられ、約1年以上持続し、料金は高めです。ハイフの効果は数週間で現れ、6ヶ月から1年程度持続し、料金はウルセラに比べて手頃です。

痛みに関してはウルセラの方がやや強いとされます。個人の目的、肌の状態、予算などを考慮し、ウルセラとハイフの中から適切な選択を行うことが重要です。また、施術を受ける前には、専門医と相談し、可能な副作用や結果の期待値について理解しておくことが推奨されます。

当院のウルセラ、ハイフのメニューページは以下よりご確認ください。